名作映画で英会話

映画の名場面を楽しみながら、英会話ペラペラ

風と共に去りぬ

　南北戦争のさなか、激しく生きた
　スカーレットを描いた壮大な作品

■解説■

　原作はマーガレット・ミッチェルが9年がかりで完成させた同名小説。1936年に出版されると、爆発的に人気を博して、聖書につぐ大ベストセラーとなり、37年度のピューリッツアー賞に輝く。映画の舞台は、南北戦争に揺れるアメリカ。ジョージア州タラの大地主ジェラルド・オハラの長女、スカーレット・オハラの波乱に満ちた愛と人生が描かれている。アメリカ南部の町アトランタで自由奔放に生きる、スカーレット。彼女は初恋のアシュレーに求婚するが、従姉妹のメラニーと婚約していたアシュレーはその申し出を断る。そんな中、南北戦争が勃発し、アトランタは戦渦に巻き込まれていく。アメリカ南部の自然と人々の暮らしを余すことなく捉えた美しく力強い映像。ハリウッド黄金期を代表する超大作であり、アカデミー賞で作品賞を始め、10部門の賞を受賞した。
　　

■あらすじ・名場面■

　スカーレットが2人の男性と談笑している。得意満面であるが、北部と戦争が起こりそうだとの話には嫌がっている。そんな中、恋するアシュレーが従姉妹のメラニーと結婚するとの噂を知って、ショックを受ける。「嘘だ、私を愛しているはずだ」と思っているスカーレット。家への帰り道、女奴隷で3代にわたる乳母のマミーは、礼儀がなってないとスカーレットをどなっている。一方タラ農園の綿畑では、一日の仕事が終わらんとしている。
　
　スカーレット・オハラの父、ジェラルド・オハラが、馬に乗って軽快に柵越し、帰ってきた。仲のよさそうな父娘。ウイルス家の樫木屋敷での話がでるが、メラニーに嫉妬しているスカーレット。明晩の舞踏会で２人の結婚が発表されると伝える父に、嘘だと走り出すスカーレット。父親は娘が、恋するアシュレーとは、結ばれることがないことを知っている。そして父がタラの熱い思いを、スカーレットに語る。
　
　（暫時追加予定）
　　

■スタッフ■

　・監督：ヴィクター・フレミング　Victor Fleming
　・製作：デイヴィッド・Ｏ・セルズニック　David O. Selznick
　・原作：マーガレット・ミッチェル Margaret Mitchell
　・脚色：シドニー・ハワード Sidney Howard
　・撮影：アーネスト・ホーラー Ernest Haller
　・音楽：マックス・スタイナー Max Steiner
　・美術：ウィリアム・キャメロン・メンジース　William Cameron Menzies
　　　　　　ライル・ウィーラー　Lyle Wheeler
　・編集：ハル・C・カーン　Hal C. Kern
　・衣装：　ウォルター・プランケット　Walter Plunkett
　　

■キャスト■

　・スカーレット・オハラ：　ヴィヴィアン・リー　Vivien Leigh
　・レット・バトラー：　クラーク・ゲーブル　Clark Gable
　・メラニー・ハミルトン：　オリヴィア・デ・ハヴィランド　Olivia de Havilland
　・アシュレー・ウィルクス：　レスリー・ハワード　Leslie Howard
　　